「精霊の守り人」スピンオフ放送決定 シーズン1と2つなぐ3分の“外伝”

[ 2016年12月1日 12:15 ]

「精霊の守り人」の主演を務める綾瀬はるか(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の綾瀬はるか(31)が主演を務めるNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」のスピンオフドラマが制作されたことが1日、分かった。

 3分のミニドラマ「精霊の守り人 外伝」で、原作者・上橋菜穂子氏によるオリジナル脚本。今年春に放送されたシーズン1(全4話)とシーズン2(来年1月スタート、全9話)をつなぐエピソード、お尋ね者となったバルサ(綾瀬)が経験した不思議な物語を描く。今月3日午後11時55分から放送(以降、随時放送)。

 上橋氏の長編ファンタジーを実写ドラマ化。全編4Kで撮影され、放送期間は3年間、全22話に及ぶ。

 「『短いスピンオフドラマを書いていただけませんか?』というご依頼を頂いて、生まれて初めて、ドラマの脚本と、その原作となる短編小説を同時に書きました」という上橋氏。

 「制作者と役者によって命を吹き込まれたドラマは、わずか数分の中に、幼子をいたわり、守り、阿修羅のごとく血まみれで闘うバルサの姿が描かれ、美しい色彩と哀しみの影をたたえた一片の映像詩になっています」と出来栄えをアピール。「ドラマ『精霊の守り人』シーズン2の底に流れる、破壊者の深い悲哀を浮かび上がらせた、この短いドラマを楽しんでいただければ幸せです」と呼び掛けている。

 11日午後11時55分から通常より1分長い4分の「精霊の守り人 外伝 完全版」も放送される。

続きを表示

2016年12月1日のニュース