加山雄三「死ぬまで描いていく」 絵画展「画業20周年記」が初日

[ 2016年11月23日 14:25 ]

加山雄三

 歌手の加山雄三(79)による絵画展「画業20周年記」が23日、東京・日本橋高島屋の特設会場で初日を迎えた。

 「夕べの10時に最後の絵を描き終えた。だから、背中が痛くて仕方ないよ」と心地よい疲れに浸っている様子。この20年について「そんなに経ったのかと、あらためて思います」と話した。

 「曲作りとは全然違います。曲は一瞬で出てくる。曲を書くのは“動”だけど、絵は“静”」と独特な言い回しで表現しながらも、「アーティスティックなところは共通点があると思う」と自己分析した。

 作品に取り組む際の“BGM”は桂文枝(73)の新作落語だそうで、「聞きながら描いていることが多いかなあ」。来年は傘寿を迎えるが、「死ぬまで描いていくと思う」と力を込めた。体調面で気を付けている点を聞かれると、「元来怠け者で鍛えていることもない。マッサージチェアに座っています」とおおらかな笑みを浮かべて返した。

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