女の愛憎劇「人ドラ」映像化 19年ぶり主演の中山忍ら5人が熱演

[ 2016年11月18日 16:15 ]

「本当にあった女の人生ドラマ」に出演する(左から)新山千春、櫻井淳子、中山忍、佐藤江梨子、三倉茉奈(C)フジテレビ

 「世にも奇妙な物語」「ほんとにあった怖い話」など、テレビ界を代表するオムニバスドラマを生んだフジテレビが、今度は女性の愛憎に焦点を絞った類のないオムニバス番組を制作した。「本当にあった女の人生ドラマ」が18日午後9時から放送される。

 原作は、ファンから「人ドラ」(じんどら)の愛称で親しまれる人気同名レディースコミック誌(ぶんか社、毎月18日発売)。読者の投稿を基に描かれた女の嫉妬、欲望まみれの強烈すぎる物語が、2005年4月の創刊以来、30~40代の女性の口コミを中心にジワジワと人気を集め、今やバックナンバーも売り切れるという女の愛憎劇コミックの金字塔。今回、特に評判の高かった5作品をオムニバスショートドラマとして映像化した。

 「本当の幸福」は性悪姑とマザコン夫に介護ヘルパーとして虐げられる女を描き、中山忍(43)がTBS昼ドラ「あした吹く風」以来(1997年)以来、19年ぶりのドラマ主演。「これが実話だということに衝撃を受け、なんてヒドい話なのだろうというのが第一印象でした。衣装合わせの際、監督に“ヒドい話”だと3回ほど言ってしまいましたが、最初はキレイな衣装が、だんだんボロボロなものに変わっていくなど、見た目でも心情が表現できるようこだわっています」と工夫を明かす。

 「がめつい女」は守銭奴の親戚に何もかもむしり取られる女に櫻井淳子(43)が扮する。「やられっ放しも意外に楽しめました」と明るく振り返った。

 「パート戦争」は常識力ゼロのアラフィフの横暴に徹底抗戦する女を佐藤江梨子(34)が演じる。「週に半分くらいはベビーカーで1歳の息子とスーパーで買い物をしているので、今回、スーパーの店員さんの役ということで撮影が決まった日から毎日、スーパーへ行き、店員さんの動きを見ていました」と役作り。「レギュラー化することを楽しみにしています」と手応えを示した。

 「ママ友依存」はセレブと友達を続けるため破産街道を突き進む女に新山千春(35)が扮する。「初めてできたママ友との出会いは、ごくごく普通の公園デビューというよくありがちな光景から、そのママ友が超セレブ妻だと知った時…。私自身も、もし実際にこのような状況に置かれたら、どうするのだろうと考えながら、楽しく演じさせていただきました」と感想。

 「ブスの極み」はひがみの塊の正社員OLに足を引っ張られる女を三倉茉奈(30)が演じる。「婚活中の30代独身女性の話ということで…私自身、共感できる部分も多く、楽しく演じさせていただきました」と笑った。

 MCは片平なぎさ(57)松嶋尚美(44)若槻千夏(32)。スタジオでドラマを鑑賞し、感想や人生観などを語るトークが挟まれる。片平に「嫌いな女はいますか?」と聞かれた松嶋は「昔はいました。すぐに人の物を欲しがる女性。物も人も。2回くらい男も取られましたから」と笑って衝撃的な過去を明かした。

 山本布美江プロデューサーは「女の人生にありがちなシチュエーションを描くにあたり、自然と共感したくなる演技派女優の皆さんに、それぞれの役を演じていただきました。“こういう人、いるいる”と思わず言ってしまうほど、女の愛らしさ、憎らしさ、健気さ、たくましさがたっぷり詰まっています。この番組を見て“私も頑張れる”“明日からも頑張ろう”と前向きな気持ちに少しでもなっていただいたら…と思います」と話している。

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