桑田佳祐新曲МVで広末涼子“主演”悲恋のホステス役

[ 2016年11月18日 05:30 ]

新曲「悪戯されて」のミュージックビデオに広末涼子が出演し大喜びした桑田佳祐

 サザンオールスターズの桑田佳祐(60)の新曲「悪戯されて」のミュージックビデオに、女優の広末涼子(36)が出演した。70年代のムード歌謡風の曲で、これに合わせて昭和を舞台にしたサスペンスドラマ仕立てのビデオを制作。その主演に広末を抜てきした。18日からユーチューブで公開される。

 昭和を感じさせる“歌謡サスペンスビデオ”が完成した。大人の女性の悲恋を歌った同曲の詞が物語のベース。広末演じるクラブホステスが恋に落ちた男性と繰り広げる愛憎渦巻く7分強のドラマで、広末はベッドシーンなどでさまざまな表情を見せている。合間に歌謡ショーで歌う桑田の映像が入り、哀感ある桑田の歌声が映像を引き立てる。

 2時間ドラマ好きの桑田が「松本清張原作のドラマや映画の予告編のようなビデオにしたい」と話したことがきっかけで企画がスタート。「せっかくやるなら日本を代表するような女優の方に」との希望で、スタッフが広末に出演を依頼した。広末は「桑田さんの世界観は昔から大ファンで大好き」と快諾し、スケジュールを調整して撮影に臨んだ。

 広末は同曲について「“THE 歌謡曲”といった感じの曲で、桑田さんの歌っている映像も70年代の世界観を出されていて、歌詞の世界観もなんとも言えない切ない感じ。でも客観的に捉えているストーリー性のある歌。とても心に染みました」と話した。

 還暦を迎えた今年、桑田はルーツの一つである昭和歌謡と改めて向き合った。6月に放送されたWOWOW「偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~」で、自身に影響を与えた数々の歌謡曲をカバー。その際に作った新曲が「悪戯されて」。歌謡曲への愛と尊敬を込めた一曲で、23日発売のシングル「君への手紙」のカップリングに収録される。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月18日のニュース