イエモン 初の紅白出場が内定!NHK20年来の思い結実

[ 2016年11月14日 05:30 ]

「第67回NHK紅白歌合戦」への出場が内定した「THE YELLOW MONKEY」

 今年5月に12年ぶりに再結成したロックバンド「THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)」が、大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」への出場が内定したことが13日、分かった。

 計10年の活動を通じて出場は初めて。同局関係者によると、人気バンドの再結成という話題性だけでなく、再結成後のCDセールスと公演実績の良さが評価された。最新シングルで、TBSで放送中の同名ドラマの主題歌「砂の塔」は売り上げ枚数が現在15万枚。5~9月の再結成ツアーは22万枚のチケットがプラチナ化し、現在も全国ツアーを開催中だ。番組側は、イエモンが絶大な人気を誇る30、40代の視聴者層の取り込みに期待している。

 イエモンは大みそかから元日にかけ千葉県の幕張メッセで開催される年越し音楽祭「カウントダウン・ジャパン」に出演することが決まっている。そのため昨年の「BUMP OF CHICKEN」と同様に同会場から中継するか、出番の前後に紅白会場のNHKホール(東京・渋谷)に駆けつけるか、調整を進める。

 番組側はイエモンがヒットを連発した90年代半ばに出場をオファーしたが、実現しなかった。今回は、20年来の思いが結実する。一方のイエモンは、ボーカルの吉井和哉(50)が再結成ツアーの2日目に「生涯解散することはない」と宣言。メンバー4人が「今が一番楽しい」と口をそろえており、紅白に出るには絶好のタイミングと考えたようだ。

 バンド名には「モンキー」が入っているが、奇遇にも「申(さる)年」に節目を迎えているイエモン。“年男”として紅白でどんなステージを見せてくれるか、楽しみだ。

 ◆THE YELLOW MONKEY 吉井と、ギターの菊地英昭(51)、ベースの廣瀬洋一(53)、ドラムスの菊地英二(49)の4人組。92年にメジャーデビュー。ヒット曲に「JAM」(96年)など。01年に活動休止し、04年に解散。今年1月に再結成を発表した。

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2016年11月14日のニュース