松本人志 トランプ氏勝利は「まったく笑えなかった。不安になった」

[ 2016年11月13日 10:36 ]

松本人志

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(53)が13日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。米大統領選で共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が勝利したことについて「まったく笑えなかった」と本音をのぞかせた。

 民主党のヒラリー・クリントン上院議員(69)の優勢が伝えられながら、結果的にはトランプ氏290、ヒラリー氏232の選挙人を獲得し、トランプ氏の圧勝に終わった今回の大統領選。この結果を受けて「ヒラリーが負けただけ。トランプが勝ったわけじゃない。アメリカでの抗議行動を見ていると」と分析。世界中で結果を見守った選挙選について「この結果だけは知りたかった」と自身も仕事中も気にしていたという松本は「まったく笑えなかった。ちょっと不安になりました」と思わぬ結果に絶句したことを明かした。

 歴史的勝利を受け、「凄い大人しくなっている」とトランプ氏の変貌を指摘。オバマ大統領とホワイトハウスで会談した写真についても「普通のおっさん、何なんですか!?」とあまりの変貌ぶりに苦笑した。過激な主張を繰り返したトランプ氏の勝利については「僕はちょっと前から99%害があって、1%だけは利があると思っていた」という松本は「沖縄の基地がなくなったらいいじゃないかと、ある意味チャンスじゃないかと思う」とその理由を説明。「この変わりようを見ていたらたぶんそこまでいかない。思いやり予算のちょっと値上げぐらいで手を打つんじゃないか。日本にとってはバッドエンディングになる。これだけは阻止してほしい」と私見を述べた。

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2016年11月13日のニュース