「MYNAME」最年長のインス来秋にも兵役…5人で活動“最後の年”

[ 2016年11月13日 09:45 ]

ポーズを決めるMYNAMEのメンバー(手前中)セヨン、(左から)コヌ、チェジン、インス、ジュンQ

 日本を中心に活動している韓国男性グループ「MYNAME」の最年長メンバー、インス(28)が来年秋にも兵役のため一時離脱する。日本デビューから5年目となる今年は、ほぼ日本に住んで活動してきた5人。日常生活には支障がないほどに日本語も上達。5人で活動できる最後の1年に向けて、意気込みを語った。

 「僕はそろそろ兵役に行かなきゃならない」。インスは神妙な顔つきで明かした。来年秋の入隊となれば、約2年間の兵役となるため、19年の同時期までメンバーやファンと離れ離れ。「だからこそ、それまでの活動に全力で取り組んで、ファンの方に感謝の気持ちを伝えたい。ライブもやりたい。ファンの方に会えなくなるのは凄く寂しいですが、皆さんの頭と心の中にいられるようにしたい」とラストイヤーへの決意を語った。

 11年に韓国デビューし、翌12年に日本デビューを果たした5人組。リーダーのコヌ(27)、インス、チェジン(20)のボーカル3人と、セヨン(24)、ジュンQ(23)のラッパー2人。“ビジュアルアイドル”と称される5人の整ったルックスと、高い身体能力で魅せるパフォーマンスが持ち味。昨年発売した3枚のCDがすべてオリコンデイリーチャートで1位を獲得するなどファンを増やしている。今年9月には欧州ツアーも実施。世界へと飛び出した。

 彼らの特徴は日本を中心に活動していること。今年はほぼ丸々日本で過ごしている。コヌは「日本のファンの方には、親子や家族、旦那さんと一緒にコンサートに来る女性も多い。韓国は20~30代の女性が多いから不思議ですね」。すらすらと日本語で受け答えする姿に、ここで飛躍したいという思いがこもる。

 12月7日に新アルバム「ALIVE~Always In Your Heart~」が発売される。コヌは「4年間日本で活動してきた僕たちが、生きている(ALIVE)ことを表現したアルバム」とアピールした。メンバーが作詞に挑戦した曲、ラッパー2人のユニット曲など、ファンを楽しませようという気持ちが詰まっている。

 男性アイドルが長く活動できる土壌のある日本。セヨンは「30代、40代になっても活動していたい」と語る。5人が掲げる目標は東京ドーム公演。すぐに達成できる簡単な目標ではないが、コヌは「僕たちはインスがいつ帰ってきてもいいように、4人でしっかり活動するだけです」と前を見据えた。

 ◆コヌ 1989年1月30日生まれ。1メートル81、57キロ。趣味はゲーム。「日本に来たばかりの時は渋谷や原宿に行くことが楽しかった。今は休みがあれば友達やスタッフの方と飲みに行くことが多いですね。全然違う仕事をしている人といろんな話をしている時が楽しい」

 ◆インス 1988年3月10日生まれ。1メートル78、58キロ。趣味は作曲とDJ。「僕の筋肉を好きなファンの方もいるので、体づくりを頑張っています。本気で鍛える時は1、2カ月間、鶏肉、イモ、卵だけを食べて生活します。今は炭水化物は1日1食。太らないし、体にも良いですよ」

 ◆セヨン 1991年11月20日生まれ。1メートル77、58キロ。趣味は運動とダンス。「今年は舞台“Honganji”に本願寺の家臣、下間仲世役で出演しました。陣内孝則さんや諸星和己さんとの共演でした。諸星さんはヤンチャで“俺がスターだ”みたいな人。僕も40代になったらこういう人になるのかなとイメージしました」

 ◆ジュンQ 1993年8月9日生まれ。1メートル80、58キロ。趣味はラジコン。「日本と韓国は文化が似ているところが多いので、楽しく暮らしています。欧州ツアーの移動の時は、僕がゲームで負けてお兄さんたちにサンドイッチをごちそうしました。仲良しでしょ?」

 ◆チェジン 1995年12月26日生まれ。1メートル76、56キロ。趣味は映画観賞。「最近、GENKINGさんと食事しました。すっごく面白くて優しい人です。渋谷で2人で写真を撮ってたら、いっぱい声を掛けられて恥ずかしかったです。スキンシップもいっぱいしますよ。好き?好きですよ!あっ、男友達としてですからね」

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