市村正親 森光子さんからの激励に卒業撤回!?「条件付きの賞ですね」

[ 2016年11月10日 15:44 ]

「森光子の奨励賞」を受賞した市村正親(右)と北島康介、プレゼンターの黒柳徹子

 俳優の市村正親(67)と、04年アテネ、08年北京五輪の競泳2冠の北島康介(34)が、第2回「森光子の奨励賞」を受賞し10日、都内のホテルで行われた贈賞式に出席した。

 同賞は「森光子芸能文化振興財団」が「放浪記」で同一演目の単独主演記録を打ち立てた森さんの遺志を受け継ぎ、ひとつの道を貫く人物をジャンルを問わず表彰。市村は1992年の初演からミュージカル「ミス・サイゴン」のエンジニア役を務め続ける功績、北島は五輪での連続2冠の偉業が称えられ、森さんの親友の黒柳徹子から表彰楯と賞金が贈られた。

 市村は、「森光子さんを初めて知ったのは“時間ですよ”でした。日本のお母さんという感じが大好きで、ずっと見ていました。役者をやるようになってからは、“放浪記”を見て、こういう芝居を見て勉強しようと思った」としみじみ。関係者から森さんが共演を望んでいたことを聞かされ、「なんでもっと早く言ってくれなかったんだろうと思う」と惜しんだ。

 「ミス・サイゴン」では、来年1月までの帝国劇場公演でエンジニアからの卒業も表明しているが、表彰楯には「森光子は90歳まで林芙美子を演じました。かなうならば、エンジニア役をいついつまでも演じられることを願うものであります」の一文があり、「90歳まで舞台に立つという条件付きの賞なんですね。かみさんには、そろそろ足を上げなくてもと言われているが、足腰を鍛えて大丈夫なら目標は90歳ですね」と撤回を示唆。会場には妻で女優の篠原涼子(43)も来ており、ステージ上からアイコンタクトを取ったが、「見ていました?こっそりやったのになあ」と照れた。

 一方の北島は、実家の精肉店のメンチカツサンドを森さんが好きだったそうで、09年4月に「放浪記」の稽古場を表敬訪問。「(現役を)続けるかどうかで迷っていた時期だったけれど、“続けて頑張ってね”と言っていただいた。今年4月に引退しましたが、第二の人生を応援していただくという意味で、これからも水泳、スポーツ界に貢献できたら」と感謝。そして、「水泳は生涯スポーツだけれど、90歳まではちょっと厳しいですね」とおどけていた。

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