「逃げ恥」TBS火ドラ最高また更新13・3% 4週連続で右肩上がり

[ 2016年11月9日 09:48 ]

 女優の新垣結衣(28)が主演を務めるTBSのドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜後10・00)の第5話が8日に放送され、平均視聴率は自己最高の13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。また、瞬間最高視聴率は放送がスタートした午後10時ちょうどに14.7%を記録した。

 初回10・2%は、2014年4月期に新設された火曜ドラマ「火10枠」としては初の2桁発進。第2話は12・1%と「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(15年4月期)最終回の10・5%を大きく上回り、火ドラ歴代1位を記録すると、第3話12・5%、第4話は13・0%と推移。今回はさらに0・3ポイント上回り、4週連続での右肩上がりとなった。

 データニュース社(東京)のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」の調査(対象1200人)によると、初回放送を見た後に第2話も続けて見たという、最も脱落者の少なかった秋ドラマのランキングトップが今作品。「ガッキーが適役であり、可愛さを十分に生かせていた」(29歳男性)など、新垣の“かわいい”をいかす脚本と演出、次はどういう展開に…という、サスペンスとは違った安心したドキドキ感が次につながっているとみられている。

 原作は講談社「Kiss」で連載中されている海野つなみ氏による同名漫画。求職中の妄想女子・森山みくり(新垣)が、独身会社員・津崎平匡(星野源)の家事代行として働くことに。やがて2人は、従業員と雇用主という関係の「契約結婚」をしてしまう社会派ラブコメディー。エンディングで星野が歌う主題歌「恋」に合わせ、新垣らキャストが披露する通称・恋ダンスが話題に。

 第5話は、家の中でぎくしゃくしないために「恋人同士になろう」というみくり(新垣)の提案に、津崎(星野源)は驚きを隠せない。一般的な恋人同士がスキンシップとしてハグをする行為が理解できない津崎は、どんどん追い込まれてしまう。ある朝、百合(石田ゆり子)は、風見(大谷亮平)を笑顔で送り出すみくりの姿を目撃する。不倫をしているのではと疑う百合は、怒りの矛先をなぜか風見に向けてしまう…という展開だった。

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2016年11月9日のニュース