芸能人初!三山ひろし「けん玉本」発売 「けん玉大使」就任も決定

[ 2016年11月2日 08:05 ]

46の技を三山ひろしが解説する

 演歌歌手三山ひろし(36)が芸能人で初めてけん玉本を出版する。24日に教則本「はじめてでも絶対できる!三山ひろしのけん玉教室」を幻冬舎から発売。「みんなができる技を丁寧に解説したい」という意図で、習得しやすい初段までの技を厳選して紹介している。

 三山は4年前にけん玉を始め、現在は芸能界トップの3段の腕前。けん玉をしながら歌う“けん玉演歌”などで普及に貢献しているほか、日本けん玉協会認定の指導員2級の資格を持ち、子供らに教える活動もしている。協会が「楽しさを伝える活動を精力的に行われた」と評価し、三山を「けん玉大使」に任命することをこのほど決定。教則本は、大使就任を記念して完成させた。

 大皿と中皿に交互に玉を乗せる技「もしかめ」や、玉を3つの皿に乗せた後にけんに刺す「世界一周」など46の技を解説し、付属DVDには実演動画を収録している。

 世界で近年、けん玉のブームは広がりを見せている。派手な技で魅せる「ストリートけん玉」が米国を中心に海外で拡大。高齢者の間でも脳の活性化に有効として人気だ。

 「国内外にもっと広めたい」と意気込む三山が絶好の機会と捉えているのが東京五輪だ。「五輪までにもっと世界にけん玉を広めて開会式で披露したい。そうすれば世界中の人により知ってもらえる」と語る。今年のリオ五輪ではサンバが披露されるなど、開会式では開催国の文化が取り入れられる傾向があり、三山の普及活動にも力が入る。「けん玉は日本の素晴らしい伝統文化です」とアピールしている。

 24日に東京・福家書店新宿サブナード店で開かれる教則本の発売記念イベントで、けん玉大使就任式が行われる。

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