中山優馬 殺人犯役でドラマ主演!さわやか系が12キロ減量&丸刈り

[ 2016年11月1日 05:30 ]

ドラマ化された石田衣良氏の「北斗 ある殺人者の回心」
Photo By 提供写真

 ジャニーズ事務所の歌手で俳優の中山優馬(22)が殺人犯役でドラマに主演する。人気小説を映像化するWOWOW「北斗~ある殺人者の回心~」(来年3月スタート、土曜後10・00)で、両親に虐待を受けて育ち、あるきっかけで殺人を犯す若者役。撮影はすでに終了。3人組「NYC」の一員としてNHK紅白歌合戦にも出演した爽やかアイドルが今回、12キロ減量し丸刈りにして、闇を抱える殺人犯に成り切った。

 原作は「池袋ウエストゲートパーク」などで知られる作家、石田衣良氏の同名小説。主人公の端爪北斗は幼少時から両親に壮絶な虐待を受けて育った若者。ようやく手にした里親との暮らしが壊れた時、事件が起きる。弁護人に「僕を、死刑にしてください」と言い放つ北斗の孤独な内面や、裁判の行方などが描かれる。

 中山は5月に行われたオーディションを受けた。眼光の鋭さなどが、脚本・監督の瀧本智行氏をはじめとするスタッフから「北斗に出会った」と評価され、主演の座をつかみ取った。8月16日にクランクイン。死を切望して痩せていく北斗の役作りで、裁判シーンの撮影が始まる9月半ばから減量をスタート。10月2日のクランクアップ時には体重が12キロ落ちていたという。

 過酷な運命を背負った役柄を「背負いきれるか」と不安もあったという中山は「最後まで乗り切ることができたのは僕の誇り」と充実感を強調。「この作品には、確かに目を覆いたくなるくらいつらいシーンもたくさんあります。それでも、どうか、端爪北斗の人生を最後まで見届けてください」とアピールしている。

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2016年11月1日のニュース