華丸・大吉 談志さんに言われた「過去、爆笑問題にしか言っていない」言葉とは…

[ 2016年10月27日 22:19 ]

博多華丸・大吉
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 漫才コンビ「博多華丸・大吉」が、26日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」(火曜午7・00)に出演。上京してから活躍するきっかけを作ってくれた「大御所」への感謝を語った。

 30代も半ばを過ぎてからの上京。日本テレビ系お笑い番組「エンタの神様」に出演を希望も「軸足は福岡に残したまま、また帰るつもりで、1回“エンタ”に出ておこうかと」というスタンスだった。

 オーディションは不合格。しかし、東京のMXテレビからのオファーが運命を変えた。故立川談志さんが仕切っていた“芸人ネタ見せ”番組で、2人は談志さんの目の前で、ガチガチに緊張しながら芸を披露した。談志は「まあ、内容として、こういう優しいネタを選んでて。俺はとっても文化的には好きだなあ。あとで、いいアドバイスしてやるよ」と声をかけた。

 「まさか、本当にアドバイスがもらえるなんて、夢にも思わなかった。でも、談志師匠は本当にちゃんと、言葉をくれたんです」。収録後の打ち上げで別室に呼ばれ、たった一言「いいか。よく聞け。これは過去、爆笑問題にしか言っていない。――絶対に、解散するなよ」と言われた。

 決意も新たに、精力的に活動を始めた2人は、人気も出ていた2014年、漫才コンビの最高峰を決める「THE MANZAI」に出場。すでに40代だった2人は、元気な若手をおさえて優勝。本当は出場する気はなかったが、別の番組で一緒になった「大会最高顧問」のビートたけし(69)から「何で出ないの?」と聞かれ、華丸がその場の空気で「出るって言っちゃった」ことで後に引けなくなった。

 大会当日、優勝者発表の直前、決勝を戦った3組の前を通りかかったたけしは、2人の腹にそっとパンチしながら「出て良かったろ?」と言葉をかけてくれた。

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2016年10月27日のニュース