春野百合子さんが死去 関西浪曲界の第一人者

[ 2016年10月27日 09:12 ]

 関西浪曲界の第一人者で、世話物などを得意とした浪曲師の春野百合子(はるの・ゆりこ、本名佐伯昌=さえき・まさ)さんが25日午後9時15分、老衰のため堺市内で死去した。89歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行う。

 浪曲師の二代目吉田奈良丸、初代春野百合子の間に生まれた。東京の薬学専門学校を中退して1948年、初舞台を踏み二代目を襲名。父母譲りの義士伝を得意とし、さらに近松門左衛門らの作品をアレンジした文芸もの、男女の物語に独自の芸境を開いた。代表的な浪曲に「樽屋おせん」「女殺油地獄」「高田の馬場」など。

 94年に芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章。浪曲親友協会会長を91年から98年まで務めた。

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