月9「カインとアベル」第2話8・6% 急逝の平幹二朗さん最後の出演

[ 2016年10月25日 09:37 ]

死去したことがわかった平幹二朗さん
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 Hey!Say!JUMPの山田涼介(23)がフジテレビ“月9”初主演を務める「カインとアベル」(月曜後9・00)第2話が24日に放送され、平均視聴率は8・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。山田の祖父役で出演中だった俳優・平幹二朗さん(享年82)が23日に亡くなってから初の放送。番組冒頭には、平さんの追悼テロップが表示された。

 初回の平均視聴率は8・8%と、昨年7月期「恋仲」の9・8%を下回り、数々のヒット作を生み出した看板ドラマ枠「月9」の初回最低を更新していた。平さんは第2話分まで撮影を終えており、第3話はもともと出演予定がなかったことから、この日が平さんにとって同作品最後の出番となった。

 兄(桐谷健太)と比較され、何をやっても認めてもらえない主人公の優(山田)が、仕事や恋に悩むヒューマンラブストーリー。旧約聖書の兄弟の物語「カインとアベル」が原案で、ジェームズ・ディーン主演の米名作映画「エデンの東」の基になったことでも知られる。

 山田の同局ドラマ出演は、2008年6月に放送された単発作品「古畑中学生」以来。脚本は「東京DOGS」「マルモのおきて」などを手掛けた阿相クミコ氏。演出は「神様、もう少しだけ」「電車男」「のだめカンタービレ」などで知られる武内英樹氏ほか。

 第2話は、アウトレットモールのプロジェクトが進み、優(山田)は梓(倉科カナ)と設計の担当になる。設計を依頼する大御所の建築家・神谷(竜雷太)は、わがままで癖が強いため、優と梓は苦戦を強いられそうだ。一方、隆一(桐谷)は、タイ・バンコクの事業で組む現地ゼネコンの経営不振が発覚し、表情をこわばらせる。貴行(高嶋政伸)は事業から手を引くことも考えていいと言うが、隆一は乗り切れる見込みがあると、資金繰りを進めることにする…という展開だった。

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