NHK放送総局長 朝ドラのタイムシフト6%超えに驚き「圧倒的に高い」

[ 2016年10月24日 19:50 ]

 NHKの木田幸紀放送総局長が24日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、ビデオリサーチ社による調査でリアルタイム視聴率のほか、タイムシフト視聴率、総合視聴率の調査が始まったことに見解を示した。

 テレビ視聴率を調査するビデオリサーチ社が10月から新たな視聴率調査を開始。これまでのリアルタイムでの視聴率に加えて、放送から録画機器などで7日以内に視聴した「タイムシフト視聴率」を導入。リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率のいずれかの視聴を調査した「総合視聴率」も集計したものを発表した。

 この日の会見で、3日から9日までの10月第1週のNHK総合の主な番組のリアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率をそれぞれ参考資料として公表した(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。連続テレビ小説「べっぴんさん」の第1週(3から8日、前8・00)が20・0%、6・3%、25・2%、大河ドラマ「真田丸」(9日後8・00)は15・0%、6・3%、20・9%、ドラマ10「運命に、似た恋」(7日後10・00)は5・2%、4・0%、9・0%、土曜ドラマ「夏目漱石の妻」(8日後9・00)は8・5%、2・9%、11・2%、NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」(8日後7・30)10・4%。2・1%、12・2%、「ガッテン!」(5日後7・30)は11・8%、1・1%、12・9%だった。

 木田総局長は「リアルタイムだけなく、どれだけ録画され、再生されているのか、非常に気になっていた」とし、「これまでもドラマやアニメの録画率が高いなどだいたいの傾向はわかっていたが、年齢などはわからなかった。こういう取り組みがなされ、新しい、重要な手がかりが1つ増えた」と好意的な見解。「この先、見ていかないとわからない」としながらも「タイムシフトのほうが比較的年代の若い人のほうがタイムシフトで見ている感じが強い。年配のほうがリアルタイムで見ていただいていると感じている。特にドラマはそういう傾向が強い」と分析した。

 タイムシフトの数字は「ほとんどのものが1%いかない」といい、多くの番組は0・1%以下。その中でも、「べっぴんさん」「真田丸」に関してはいずれも6%を超えており、「6%を超える朝ドラなどは圧倒的に高い」という。木田総局長も「朝ドラの本放送とかはこんなにも沢山の人が録画してくれるんだなぁと」と感嘆の声を上げた。また新しい指標である“総合視聴率”については「総合視聴率は再放送も入れて欲しいぐらい」とジョークも交えつつ、「グロスの数字として意味があると思う。そのとおりに受け止めていく。番組を作る上での大切なデータとして捉えていく」とした。

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