「べっぴんさん」第2週平均視聴率は19・8%…「まれ」以来大台割れ

[ 2016年10月17日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務める芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00)の第2週の平均視聴率は19・8%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが17日、分かった。第1週の平均視聴率は20・0%だったが、2週目で大台割れとなった。

 各日の番組平均は10日=18・7%、11日=20・6%、12日=20・6%、13日=20・8%、14日=18・7%、15日=19・4%。

 前々作「あさが来た」、前作「とと姉ちゃん」の週平均は全26週で20%超え。週平均の大台割れは「まれ」(2015年前期)第26週(19・8%)以来。「まれ」は第3週で週平均19・7%と大台割れした。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。フジテレビ「ファースト・クラス」や「名前をなくした女神」「サキ」などを手掛けた渡辺千穂氏(43)が脚本を担当。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。来年4月1日まで全151回。

 第2週は「しあわせの形」。すみれ(芳根)は幼なじみの潔(高良健吾)に思いを寄せていたが、姉のゆり(蓮佛美沙子)と結婚することになり、思いを告げることなく失恋する。潔とゆりの結婚式の時、祖母のトク子(中村玉緒)から父・五十八(生瀬勝久)と母・はな(菅野美穂)の苦労話を聞いたすみれは家への思いを強くし、五十八からきた縁談話をすぐに承諾するが、その相手は幼なじみの田中紀夫(永山絢斗)だった。妊娠したことを告げると感情を爆発させて喜ぶ紀夫に愛情を深めるが、紀夫に召集令状が届く。おなかの子を託されたすみれは、夫不在の中、娘のさくらを出産。戦況が厳しくなり近江の坂東家に疎開するが、おじの長太郎(本田博太郎)一家の態度は冷たい。その中、神戸で大きな空襲があったと知らせがあり、すみれは神戸に戻る。そこで目にしたのは、焼け野原になった街と、焼け崩れた屋敷の姿だった。大きな衝撃を受けたすみれだが、娘・さくらのために母として前を向く…という展開だった。

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2016年10月17日のニュース