こじるり「ドラマは長距離走」バラエティー女王が初挑戦で感じたこと

[ 2016年10月17日 11:05 ]

TBS「コック警部の晩餐会」でドラマ初挑戦する小島瑠璃子(C)TBS
Photo By 提供写真

 タレントの小島瑠璃子(22)がTBSドラマ「コック警部の晩餐(さん)会」(水曜深夜0・10、19日スタート)がドラマ初出演する。バラエティー女王が新しい舞台に挑戦する思いを語った。

 「コック警部の晩餐会」は柄本佑(29)演じる主役の“コック警部”こと古久星三(こっくほしみつ)は料理の腕前がプロ級の刑事で、独特な捜査手法で難事件を解決するコミカルなミステリー。小島はコック警部とコンビを組む新人刑事・七瀬あずみを演じる。

 小島は昨年の年間テレビ出演本数1位、今年の上半期も2位で、テレビで見ない日はないと言っていいだろう。自身も「100%バラエティーの人間です」「演技をするとまったく予想していなかった」とオファーに驚きを隠せなかったという。ただ、「新しいことへのチャレンジは好き。中途半端で終わっちゃったら、せっかく機会いただいたのにもったいないので。この期間はバラエティー畑の人間が本当にどっぷり一回ドラマに染まってみよう」と前向きに臨んでいる。

 作り上げ方がまったく違うバラエティーとドラマ。その違いを明確に言語化できている。「バラエティーは考える時間が0・5秒。絶対に止まってくれない流れの中に乗って、その中で自分のタイミングを見つけて瞬発力で対応していく。究極の短距離走ですよね。ドラマは逆で長距離走だと思っていて。現場にいる時間もとても長いですし。その中で同じ演技をカメラの位置を変えて何回もやったりする。持久力も必要ですし」。100メートル走の女王が突然マラソンに挑戦するようなものだという。

 ドラマ出演が初めての小島をがっちり支えるのが主演の柄本佑(29)、えなりかずき(31)の2人。2人の顔がカメラに映らない場面でも、小島が演技しやすいようにサポートするなど、様々な場面で助けている。小島は「頼りになる先輩ばかりなので、本当に良かったなと。新人が入れてもらう現場としてはこれ以上ないんじゃないかな」と感謝を口にする。

 慣れない現場での苦労も少なくないだけに「喜んでもらえなかったら泣いちゃうなと思いました。本当に大変ですね」とポツリ。「今まで何も考えないでドラマを見ていたんですけど、これから何も考えずには見られないですね」としみじみ語った。

続きを表示

2016年10月17日のニュース