喜多ゆかりアナ「おは朝」卒業 ラスト2日は“主役”で有終の美

[ 2016年9月28日 08:40 ]

「おはよう朝日です」を卒業する喜多ゆかりアナウンサーは大きなお腹を抱えてポーズ

 ABC「おはよう朝日です」(月~金曜前6・45)の“看板娘”喜多ゆかりアナウンサー(35)が、産休のため今月いっぱいで同番組を卒業する。レギュラーを過去最長の11年半にわたって担当。29日と30日のラスト2日間は、オペラ熱唱、番組OBでフリーアナウンサーの宮根誠司(53)との対談という2大企画で花道を飾る。番組への思い、ママになる直前の心境などを聞いた。

 決して超美人というわけではないが、その愛くるしさと明るさ、元気さで老若男女を問わず、関西の幅広い層から絶大なる人気を得てきた喜多アナ。天から“宝物”を授かり、番組を卒業する。29、30日は、アシスタントではなく、2つのスペシャル企画で主役を務め、有終の美を飾る。

 29日は“オペラ”にチャレンジ。身重ながら、8月からの2カ月間みっちりと練習。23日に大阪音大(豊中市)にある客席数756の大ホール「オペラハウス」で収録に臨んだ。持ち前の頑張りで、番組でエレクトーン奏者を務める赤崎夏実(27)らと4人で見事、ヴェルディの歌劇「椿姫」の「乾杯の歌」をイタリア語で歌い上げた。

 最後の1年半、3人目の相棒としてコンビを組んでいるメインキャスターの岩本計介アナ(40)が「二度とピアノに触りたくない」とこぼす、人生初のピアノ演奏も圧巻。一方、数々のロケ、パフォーマンスに挑戦してきた喜多アナが「本当に楽しかった」と語る集大成となったようだ。

 最終日の30日は、2005年から5年間コンビを組んだ宮根との対談。先週、大阪市内で収録。12年11月10日の「おはよう朝日1万回」特番での共演以来、約4年ぶりの“コンビ復活”だ。

 今も「宮根さんとの出会いがなかったら、こんなに長くはやってなかった」と恩師の一人として感謝している。入社間もない04年6月、新人アナとして初めてテレビの前に座ってニュース原稿を読む“初鳴き”と呼ばれる日、「おは朝」でデビューすることを紹介されて宮根と絡んだ。その場面を見ていた番組プロデューサーによって05年4月からアシスタントに大抜てきされたという、因縁浅からぬ間柄だ。

 番組で一番の思い出も宮根の番組卒業の日(10年3月27日)の出来事。宮根の母親に内緒で書いてもらった手紙を朗読する際、つい文面にない5年間の自分の思いを口にして、感動的なはずの手紙を台無しにしてしまった。

 号泣する喜多を見た宮根は結局、泣けずじまい。ただ、この逸話はテレビ朝日系女子アナのハプニング大賞みたいなものを受賞し、スタッフの間でも語り草に。そんな2人の関係だけに、ラスト対談でも懐かしいエピソードが盛りだくさんになっているという。

 午前4時半に局入りして昼まで働く生活も気がつけば11年半。5年前に同局後輩社員と結婚し、今年に入って妊娠が判明し現在8カ月。「つわりは全然なくて、体重も少しオーバー気味です」。12月には待望のママになる予定で、10月中旬から産休に入る。「出産への不安はないけど、番組卒業の方に気持ちがいってる」とは何とも喜多アナらしいコメントだ。

 妊娠、卒業の報告を受けた時に「自分もメチャうれしかった。彼女は妹みたいなものですから」という岩本アナも「ゆっくり子育てをして、しっかり充電して、帰ってきてほしい。子供と一緒に楽しむ感じのママになるでしょう」とエールを送る。

 喜多アナは「視聴者の皆さん、スタッフや共演者の方々に支えられてここまできました。(会社を)辞めるわけではないので。おは朝にはまた、何らかの形で出られればいいですね」。番組のムードメーカーが、皆に惜しまれながら、後輩の川添佳穂アナウンサー(25)に後を託す。

 ◆喜多ゆかり(きた・ゆかり)1981年(昭56)4月28日、埼玉県越谷市出身の35歳。日大芸術学部卒。2004年4月にABC入社。05年4月から「おはよう朝日です」のアシスタント。子役経験があり、学生時代には「M―1グランプリ」の予選に出場。11年2月に同局社員と結婚。

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