「L.A.コンフィデンシャル」監督 カーティス・ハンソン氏死去

[ 2016年9月21日 13:25 ]

映画監督のカーティス・ハンソン氏=2007年撮影(AP)

 「L.A.コンフィデンシャル」(1997年)「8 Mile」(2002年)などの作品で知られた米映画監督で脚本家のカーティス・ハンソン氏が20日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去した。71歳。米メディアが報道した。

 ロサンゼルス警察によると、午後5時頃、意識不明の人がいると通報があり、救急隊員が駆け付けたところ、現場で死亡が確認された。警察は病死とみている。アルツハイマー病のため、数年前に引退していた。

 「L.A.コンフィデンシャル」は監督・脚本・製作を兼任。1950年代のロス市警を舞台にしたサスペンスで、ハンソン氏はアカデミー賞脚色賞を受賞。ケヴィン・スペイシー(57)ラッセル・クロウ(52)ガイ・ピアース(48)キム・ベイシンガー(62)らが出演し、日本でもヒットした。

 「8 Mile」はヒップホップ歌手のエミネム(43)が主演した半自伝的作品。「ゆりかごを揺らす手」(92年)やキャメロン・ディアス(44)トニ・コレット(43)主演の「イン・ハー・シューズ」(05年)などでも知られた。

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