吉田羊、メガホンで振り込め詐欺撲滅訴え 一日警察署長で中華街練り歩く

[ 2016年9月14日 13:37 ]

「家族の絆を凍らせない」サギ撲滅キャンペーンイベントで一日署長としてパレードを行い、トランジスタメガホンで振り込め詐欺撲滅を訴える吉田羊

 女優の吉田羊が14日、神奈川県警察加賀町警察署の一日署長として「家族の絆を凍らせない」サギ撲滅キャンペーンイベントに参加。敬老の日を前に、横浜元町中華街を練り歩きながら防犯パレードを行い、振り込め詐欺撲滅を訴えた。

 10月スタートのWOWOWの連続ドラマ「コールドケース~真実の扉~」(土曜後10・00)に主演し、神奈川県警捜査一課の女性刑事を演じ、神奈川県内でロケを行っていることが縁で大役を担うことになった吉田。一日警察署長を委嘱され、「きょうは雨予報でしたが、雨も上がり、晴れ女としての面目躍如でホッとしています」と笑顔を浮かべ、「いまだなくならない振込詐欺を撲滅すべく、皆さんとともに注意を呼びかけたい。振り込め詐欺に遭った友人がお金を取られたことも悔しいが、自分を守りたいという親御心を利用されたことが本当に悔しいし、腹立たしいと言っておりました。一人ひとり、警戒心を強め、共に声を掛けあって振り込め詐欺を撲滅できるよう、力を合わせてまいりたい」と力を込めた。

 委嘱式を終え、タスキを装着すると、吉田は自らの足で中華街パレードを行った。人気者が自らの足で中華街を練り歩くというパフォーマンスに会場はちょっとしたパニック状態に。それでも、集まったファンや観光客の声援に笑顔で応えた吉田は「一生懸命働いたお金を一瞬でかすめ取る振り込め詐欺は卑劣な犯罪です。一人ひとりが警戒心を強め、家族、近所、お友達、みなで声を掛け合ってこの振り込め詐欺を撲滅に向かわせたい。ご協力お願い致します」とトランジスタメガホンを通じ、自らの言葉で熱いメッセージを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2016年9月14日のニュース