日本の弦楽四重奏が3位 ドイツの音楽コンクール

[ 2016年9月11日 07:04 ]

 ドイツ南部ミュンヘンで行われているドイツ公共放送ARD主催の第65回ミュンヘン国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で10日、桐朋学園大(東京都)の在学生ら4人による「カルテット・アマービレ」が3位に入った。

 アマービレでは、福井県坂井市出身の篠原悠那さん(23)と広島市出身の北田千尋さん(19)がバイオリン、京都市出身の中恵菜さん(23)がビオラ、東京都新宿区出身の笹沼樹さん(21)がチェロを演奏。

 3位入賞が決まると、篠原さんは「賞をいただけてすごくうれしい」と話し、北田さんは「夢のような経験。先生方に感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。中さんは「大舞台で弾けたことが幸せ」と語り、笹沼さんも「これからにつながる演奏」と力を込めた。

 コンクールは8月29日から9月16日まで開催。弦楽四重奏やコントラバス、ハープなど計4部門に、36カ国から約200人が参加した。(共同)

続きを表示

2016年9月11日のニュース