久本雅美 友人の高畑淳子気遣う「被害者に誠実に対応してくれると思う」

[ 2016年8月31日 19:15 ]

最新著書の出版記念イベントを行った久本雅美

 タレントの久本雅美(58)が31日、2冊目の著書「人に心を開いてもらいたい時、私が必ずやること、やらないこと。」(TAC出版)の発売記念イベントを東京・三省堂書店池袋本店で開いた。

 レギュラー出演する「メレンゲの気持ち」、「秘密のケンミンSHOW」(共に日本テレビ)などでの経験を基に、人とのコミュニケーションの取るためのトーク術などをしたためた指南本。舞台など仕事の合間を縫い、執筆に約半年をかけた意欲作で「まず自分が心を開かなければ、相手に伝わらない。話すことが難しい、恥ずかしいと思っている人が、何かの参考にしてもらえれば」とアピールした。

 だが、持ち前のトークを持ってしても男性の心を開くことはいまだ達成できておらず、「なかなかうまくいかない。まだまだ学ばなければ」と苦笑。「この年になると、ドキドキしているのか心筋こうそくか分からなくなる。この頃は後輩といる方が楽で、後輩に面倒見てもらった方がいいかなと思う」と弱気な一面ものぞかせた。

 強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された高畑裕太容疑者(22)は「メレンゲの気持ち」に出演したことがあり、「バラエティー・トークで自分なりに一生懸命しゃべっていた。ちょっとやんちゃな部分はあったけれど、いい印象だった」と述懐。それ以上に、母親で女優の高畑淳子(61)と親交が深いため「淳ちゃんの心を思うと胸が痛い。友人として心中いかばかりかと思う。被害者の方のつらさも計り知れないけれど、誠実に対応してくれると思う。何か役に立つことがあれば力になりたい」と慮った。

 また、WAHAHA本舗の後輩で、リオ五輪の男子マラソンにカンボジア代表で出場した猫ひろし(39)には、「よく頑張った。開会式で映っていたこと自体に感動して泣いた」と大喜び。結果はブービーの139位だったが、「猫ひろしTシャツを着て、後輩たちとテレビの前で応援した。ほとんど映ってなくて、気が付いたら酒に溺れて寝ていたけれど、完走したことに意義がある。すごく幸せな時間だったと思う」と称えていた。

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2016年8月31日のニュース