宝塚 名作映画「幕末太陽傳」のミュージカル版を上演

[ 2016年8月16日 17:29 ]

 宝塚歌劇団は16日、雪組で来年4月、兵庫・宝塚大劇場で、6月に東京宝塚劇場で1957年に公開された映画「幕末太陽傳」のミュージカル版を上演すると発表した。

 同作は45歳の若さで亡くなった川島雄三監督の代表作で「居残り左平次」を中心に「品川心中」「お見立て」などの古典落語を組み合わせた異色コメディー。実在した品川の遊郭に、一文無しで転がり込んだ佐平次が次々に起こる騒動を解決していくフランキー堺さん主演の傑作として今も人気が高い。佐平次と交友を深める設定で登場する高杉晋作には、石原裕次郎さんが出演していた。

 佐平次には雪組トップスター、早霧(さぎり)せいながふんする。早霧はこれまで「ルパン三世」や「るろうに剣心」「ローマの休日」など、過去の映画やアニメを体現し大ヒットさせてきた実績があるだけに、同作にも注目が集まりそうだ。公演は来年4月21日~5月29日まで宝塚大劇場、同6月16日~7月23日まで東京宝塚劇場で上演される。

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2016年8月16日のニュース