宝塚歌劇団宙組公演 入団5年目のホープ瑠風輝が2度目の新公主役

[ 2016年8月9日 21:17 ]

 宝塚歌劇団宙組公演「エリザベート」の新人公演が9日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、入団5年目のホープ瑠風輝(るかぜ・ひかる)が2度目の新公主役で“死”トートを演じた。

 瑠風は身長1メートル74と恵まれた体格を生かして堂々の熱演。さらに得意の歌唱力で引き込み客席を魅了した。ロングヘアのカツラは本役でトップスター・朝夏(あさか)まなとのアドバイスもあり、カールがかかった毛先に、まぶしいシルバーを施したオリジナルのカツラで挑むなど工夫もしたが、終演後は「役が大きすぎて、本当に難しかった」と反省しきり。「動きや音程、もっともっとお稽古して東京での新人公演で克服できるように頑張りたい」と誓った。

 さらにヒロインのエリザベートには入団3年目、期待の娘役・星風(ほしかぜ)まどかが好演。暗殺者ルキーニ役の和希(かずき)そらも含め、主要キャストは個性的な役作りで舞台を作り込み、ファンを引き込んでいた。

続きを表示

2016年8月9日のニュース