土屋太鳳“涙のエール交換” 市尼崎の吹奏楽部をサプライズ訪問

[ 2016年8月9日 11:47 ]

市立尼崎高の吹奏楽部をサプライズで訪問した土屋太鳳と竹内涼真

 女優の土屋太鳳(21)が8日、全国高校野球選手権大会に出場する市尼崎(兵庫)の吹奏楽部をサプライズ訪問し、“涙のエール交換”を行った。

 主演映画「青空エール」(監督三木孝浩、20日公開)では、甲子園での野球部応援を夢見て吹奏楽部に入り、奮闘する女子高生を熱演。役を地で行く吹奏楽部員を激励しようと、きょう9日の八戸学院光星(青森)戦に向けて校内で練習する120人を球児役・竹内涼真(23)と共に訪ね、大歓声を浴びた。「野球部の方々と一緒に自分自身に勝って、素敵で素晴らしい時間を送って」とエール。この日、事前に視察した甲子園については「球場全部が応援で染まる!凄かった」と振り返った。

 突撃で生徒を感涙させた2人には、映画主題歌「キセキ~未来へ~」の生演奏プレゼントという“サプライズ返し”が待っていた。迫力の演奏に目を潤ませた土屋は、「一生忘れられない。サプライズしたつもりが、してもらった…頑張ります」と公開前に力を得た様子。竹内も涙が止まらなかった。

 同校吹奏楽部は県大会で13年連続金賞に輝く県内随一の強豪。春夏の甲子園でも沖縄代表の代理応援を35年続けていることから、今回の訪問先として白羽の矢が立った。映画を配給する東宝によると、吹奏楽部に依頼したのは同校野球部が33年ぶり2度目の甲子園出場を決めた1カ月前の6月28日。甲子園出場は想定外で、訪問決定後の“棚ぼた”だった。選手宣誓も引き当てて更なる注目校となり、訪問日が運良く試合日に重ならず吹奏楽部全員がイベントに参加。東宝にとっても今企画はまさに“キセキ”のシナリオとなった。

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