渡辺謙 デビューの地・パルコ劇場に別れ「寂しさあるけどSee you」

[ 2016年8月8日 07:25 ]

「パルコ劇場 手締め会」に出席した(左から)青井陽治氏、南果歩、渡辺謙、立川志の輔、志田未来、佐藤隆太

 1973年に開館し、数々の話題作を上演してきたパルコ劇場(東京都渋谷区)が7日、ビル建て替えのため一時閉館。渡辺謙(56)と南果歩(52)夫妻による最終公演「ラヴ・レターズ」の上演後に「手締めの会」が行われ、渡辺&南夫妻や落語家の立川志の輔(62)らが出席した。

 妻とともに大トリを飾った渡辺は「光栄で緊張した。パルコの重圧に耐えた感じ」と感慨深げ。同劇場での舞台「下谷万年町物語」(81年)がデビュー作で「つらくて、逃げ出したくなった。ただ、それから映像の仕事を頂けるようになった」と回想した。19年には新劇場がオープン予定で「寂しさもあるけどSee you。また呼んでもらえる自分でいたいので、それまでお別れ」と語った。

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