「もののけ姫」9回目でも15.1% 宮崎アニメ根強い人気 瞬間最高大台迫る19.0%

[ 2016年8月8日 09:34 ]

1997年7月に劇場公開した宮崎駿監督(右)の「もののけ姫」。193億円のメガヒットを記録し、当時の日本映画の歴代興行収入1位を塗り替えた

 5日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送された宮崎駿監督(75)作品「もののけ姫」(後9・00~11・44、50分拡大、ノーカット)が地上波9回目にして15・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を獲得したことが8日、分かった。瞬間最高は番組後半の午後11時22分ほか3時点で記録した19・0%と大台に迫る記録となった。

 「もののけ姫」は北の果てに住む一族の青年・アシタカ(声・松田洋治)を主人公に、自然と人間の共生を描く壮大な物語。1997年7月に劇場公開。193億円のメガヒットを記録し、当時の日本映画の歴代興行収入1位を塗り替えた。主題歌を担当した米良美一(45)のカウンターテナーも話題を呼んだ。

 地上波での放送は今回が9回目となり、これまでの最高は初回放送で獲得した35・9%(1999年1月放送)。21・9%を記録した14年7月7日の前回には及ばなかったものの、15・1%と宮崎アニメの根強い人気を証明した形。

 「2週連続 夏はジブリ」と題し、12日は「コクリコ坂から」が放送される。

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2016年8月8日のニュース