「HOPE」中島裕翔 住友商事を初訪問“リアル一ノ瀬”に仰天

[ 2016年8月7日 11:00 ]

中島裕翔とともに実際の商社を初訪問した瀬戸康史

 商社を舞台にしたフジテレビの連続ドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(日曜後9・00)の主演を務める「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔(22)と、共演の俳優・瀬戸康史(28)が、住友商事(東京都中央区)を訪問した。中島、瀬戸とも実際の商社を訪れるのは今回が初。

 2014年秋に韓国のケーブルテレビ局で放送され、韓国内で社会現象を巻き起こした連続ドラマ「ミセン―未生―」を原作にした感動のヒューマンドラマ。囲碁のプロ棋士になるという夢を叶えられなかった主人公・一ノ瀬歩(中島)は、ひょんなことから総合商社・与一物産の営業3課で働くことに。囲碁にすべてを捧げてきたため、満足な社会経験も学歴もない中、組織の一員として認められたいと、必死に仕事と向き合う姿を描く。瀬戸は一ノ瀬の同期・桐明真司を演じる。

 2人は、住友商事広報部で働く新入社員・近藤真生氏に案内され、オフィスフロアなどを見学。第一線の商社マンと話をし「強く生きていますという感じがすごく伝わってくる」(中島)「僕らも頑張らなくてはというような勇気をもらいました」(瀬戸)と感想。

 近藤氏は実際にプロの囲碁棋士を目指した過去を持ち、学生棋士で日本トップテンに入ったほど。主人公との共通点に、中島は「本当にいるんだ!」と大興奮。「今日、案内してくれた近藤さんが一ノ瀬と同じような境遇で、夢に挫折しても、それでも頑張って、囲碁を仕事に生かしていることを知って、一ノ瀬を演じている自分としてはグッと来るものがありました。今日学んだこと、そして、うかがったことを、これからの撮影に生かしていきたいと思います」と意気込みも新た。

 瀬戸は「皆さん、とにかく個性が豊かで、そして仕事が楽しそうでした。海外に行くことになっても、どこかに楽しい部分を見つけて、前向きで、とにかくポジティブ。それが一番仕事で大切なことだと改めて思いました。あと、皆さん、ものすごく話が上手。僕たちが何も口を挟めないほどで、それもいろんな経験をされているからだと思いました」と感心していた。

 見学の様子は12日の同局「みんなのニュース」(月~金曜後3・50)内で放送される予定。

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2016年8月7日のニュース