元OSKトップの桜花昇ぼる 幸村の武勇を歌交え講談で披露

[ 2016年8月3日 19:52 ]

関西プレスクラブの会合で、ミュージカル講談を披露する元OSK日本歌劇団トップスターの桜花昇ぼる

 NHK大河ドラマ「真田丸」で注目される戦国武将真田幸村の武勇を、歌を交えて語るミュージカル講談「難波戦記異聞 幸村の娘と小十郎」が3日、大阪市内で開かれた関西プレスクラブの会合で披露された。

 演者は、元OSK日本歌劇団トップスターで、幸村を当たり役とする桜花昇ぼる。2014年に退団後、講談師の四代目旭堂南陵に入門して「旭堂南桜」を名乗り、ユニークなミュージカル講談を考案した。

 「難波戦記異聞」は、大坂夏の陣で徳川家康の本陣に突入する前に、幸村がまな娘を落城寸前の大坂城から脱出させ、敵方の武将に託す物語。

 講談に先立ち、桜花は「9年にわたり幸村を演じてきた。真田家を守る心と、OSKを守りたいという気持ちは同じ」とあいさつ。その後、会場を歩き回りながら、幸村の決死の戦いを、時には刀を振り回し、臨場感たっぷりに表現した。

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2016年8月3日のニュース