前野朋哉「バックに岡山」桃太郎の“本家”強調、晴れの国大使に

[ 2016年8月3日 17:36 ]

「おかやま晴れの国大使就任式」に登場したBose(左)と前野朋哉

 「おかやま晴れの国大使就任式」が3日、東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」で開かれ、岡山県倉敷市出身の俳優、前野朋哉が大使就任の意気込みを語った。

 KDDI(au)の人気CMシリーズで、一寸法師を演じて一躍話題になった前野だが、2015年10月から岡山県のPR動画で、地元の英雄である桃太郎を演じていることは、あまり知られていない。

 “au版”で桃太郎を演じている松田翔太に「桃太郎をやらせてもらっています」と報告したところ、「おお、いいじゃん」と薄い反応があったという。他にも多くの俳優たちが桃太郎を演じているが、「バックに岡山県がついていることが強みですね。演じるときも“本家”だぞという余裕があります」と威光をかさに着た発言で笑わせた。

 岡山県知事の代理として、ラップグループ「スチャダラパー」のBose(同県勝央町出身)が、前野に委嘱状を手渡した。14年から大使を務めるBoseは「特に大きな仕事はないけど、ケースに入った名刺をもらって、ウキウキしてみんなに配っちゃった。それが活動の一つかな」と、大使としての心得を説いた。

 前日まで家族連れで岡山に帰省していたというBoseは、「実家で予定を確認して、どうして岡山の仕事を東京でやるんだ、こっちに来てくれよと思った」とこぼしていた。

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2016年8月3日のニュース