長澤まさみ 超妖艶「キャバレー」サリー役で初ミュージカル

[ 2016年8月3日 05:30 ]

「キャバレー」で自身初のミュージカルに挑戦する長澤まさみ

 女優の長澤まさみ(29)がミュージカルに初挑戦する。来年1~2月に上演されるブロードウェーの名作「キャバレー」に、主人公の歌姫サリー役で主演。「最初で最後のミュージカル」と気合が入っている。

 芸歴17年で初のミュージカル。メインで歌う曲は5曲あり、現在は時間を見つけてはボイストレーニングに通っている。人前で歌ったことはほとんどないが、周囲によれば「(長澤は)歌って踊ることが好き」という。長澤がガーターベルト姿で妖しい表情を見せるイメージショットも完成。これまで上演された「キャバレー」には、サリーがガーターベルトで歌い踊る場面がある。長澤も露出度満点の衣装で男心を惑わすダンスが予定されており、期待が高まる。

 ヒトラー政権の台頭に向かうドイツ・ベルリンを舞台に、キャバレーの退廃的なショーと歌姫サリーらの恋物語で構成する作品。サリーが恋に落ちる作家志望のクリフを小池徹平(30)、キャバレーのMCを石丸幹二(50)が演じる。

 ミュージカルへの挑戦を決めたのは、演出を松尾スズキ(53)が手掛けるからだ。人気劇団「大人計画」を主宰する松尾の舞台に出ることが夢だったという。

 長澤は「女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。松尾さんの演出を受けられることが今から楽しみ」と意気込む。松尾も「長澤さんはキャバレーに向けて“なんでもやります!”と言い切りました。その心意気にとことん乗っかる」と話している。

 来年1月にEX THEATER ROPPONGIで東京公演。ほか、横浜、大阪、仙台、愛知、福岡で上演する。

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