岡村隆史、山本圭壱ＴＶ復帰は“宿題”「ほったらかしで先に行けない」

「ナインティナイン」の岡村隆史（左）と「極楽とんぼ」の山本圭壱

　昨年１月に芸能活動を再開した「極楽とんぼ」の山本圭壱（４８）が３０日放送のフジテレビ系「めちゃ×２イケてるッ！夏休み宿題スペシャル」（土曜後６・３０）で１０年ぶりに地上波テレビ番組に出演する。同日の午前中に放送された「１０年総ざらいスペシャル」（土曜前１０・２５）で相方の加藤浩次（４７）や「ナインティナイン」の岡村隆史（４６）が“１０年間の空白”について思いを語った。

　山本は淫行騒動を起こし、芸能活動から遠ざかっていたが、１５年１月に東京・下北沢でお笑いライブを行い、芸能活動を再開した。

　加藤は山本の「めちゃイケ」復帰にあたり「山本の覚悟を聞きたいですね。芸能界に戻ってきた方が楽だと思っていたら話にならなくて。戻ってきた方が絶対つらいですから。１０年前に迷惑をかけた人にどんだけ返せるのか、その覚悟を知りたい」と胸中を告白。

　「軍団山本」として山本を慕うお笑いコンビ「ロンドンブーツ１号２号」の田村淳（４２）は「『嬉しい』という表現も違うし、『待ってました』と力強く言うのも違うし…。だけど、素直に嬉しいです」とコメント。スタッフが山本は殴られるかもしれないというと「殴られていい人だと思います。めちゃイケのスタッフ全員が殴っていいと思います。その拳が愛情のない拳だったら殴ってほしくないですけど、いろんなことを皆が考えた拳だったらぶつける意味があるし、山本のオッサンは受け止めなきゃいけないと思う。残されたメンバーやスタッフの辛さは１００％では伝わっていないと思いますので」と熱を込めて語った。

　岡村は「めちゃイケがやらなくちゃいけないことだし、このままずっとほったらかしにしたまま先に行けない。２０周年でこの宿題を１回片付けないと」と自身の考えを説明した。