「べっぴんさん」新キャスト発表　百田夏菜子＆田中要次が“30歳差”夫婦役

ＮＨＫ連続テレビ小説「べっぴんさん」で夫婦役を演じる百田夏菜子（左）と田中要次

　ＮＨＫ大阪放送局は２９日、女優の芳根京子（１９）が主演する次期ＮＨＫ連続テレビ小説「べっぴんさん」（１０月３日スタート　月～土曜前８・００）の新キャスト９人を発表。ヒロインの夫役に俳優の永山絢斗（２７）、ヒロインの友人役を務める「ももいろクローバーＺ」の百田夏菜子（２２）の夫役に田中要次（５２）が起用されることが分かった。

　永山は、主人公・坂東すみれ（芳根）の幼なじみで、後に夫となる田中紀夫役。無口で何を考えているのかわからないところもあるが、心の中ではすみれや家族を強く想っている優しい青年を演じる。

　田中が演じるのは、お見合いを経てすみれの友人・良子（百田）と“年の差結婚”する小澤勝二。長男の龍一に恵まれるが、すぐに戦地に出征することになる。

　夫婦役を演じることになった田中と百田だが、２人の実年齢差はなんと３０歳。インターネット上では「えらい歳の差だな」「予想外すぎる！」と驚きの声が続々と上がっている。

　同作は放送中の「とと姉ちゃん」に続く、朝ドラ第９５作。脚本はフジテレビ系連続ドラマ「ファースト・クラス」などを手掛けた渡辺千穂さん（４３）が担当し、子供服メーカーの先駆けとなったファミリアの創業者の一人、坂野惇子さん（１９１８～２００５年）の人生をモデルにした物語。

　これまでにヒロインの母親・はな役と語りを菅野美穂（３８）、父親・五十八役には生瀬勝久（５５）、姉・ゆり役に蓮佛美沙子（２５）、幼なじみの野上潔役を高良健吾（２８）が務めることなどが発表されている。