ガッキー“契約結婚”ラブコメディー主演「今の時代の象徴」

[ 2016年7月27日 06:00 ]

10月期のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に主演する新垣結衣

 女優の新垣結衣(28)が、10月スタートのTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜後10・00)に主演する。ビジネスのような“契約結婚”をテーマとしたラブコメディー。表向きは妻だが、実態は家政婦という女性役だ。

 新垣が演じる森山みくりは、彼氏なし、臨床心理士の資格を持つ大学院卒ながら内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切りに遭うという25歳の女性。見かねた父親の計らいで、父親の部下の独身男性・津崎平匡の自宅で家事代行として働き始める。ある理由で住む場所がなくなった時、「サラリーマンの妻」に就職する。

 描かれるのはいびつな夫婦だ。いわば夫は雇用主で、妻は従業員。会話は「です・ます調」。互いに愛情はなく、みくりは家事などの対価として給料をもらう。ただ、周囲にワケあり夫婦だと思われないために、「毎週火曜日はハグの日」などと夫婦らしいルールを導入する。こうして暮らしていくうち、2人の関係性が変化していく。

 結婚しないという選択肢を含め、さまざまな結婚観がある現代社会を映し出したような内容。制作サイドは「抜群のコメディーセンスと演技力がピッタリ」と新垣の起用理由を説明し、「実際の年齢も20代後半になり、等身大の女性としてこの主人公を演じてくれる」と期待を寄せている。

 新垣は「新しいラブコメディーのような、ビジネスコメディーのような、今の時代の象徴でもあるような、楽しいドラマになると思います。あれこれ試行錯誤する姿を見て、共感したりクスッと笑っていただけるように頑張りたい」と撮影を楽しみにしている。

 原作は月刊「Kiss」(講談社)で連載中の海野つなみさんの漫画作品。ほかの出演者は後日発表される。

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