高知容疑者 逮捕ラブホは1泊約2万円最高級「元芸能人らしいなと思った」

[ 2016年6月26日 05:30 ]

高知東生容疑者が逮捕されたラブホテルがある横浜市南区の伊勢佐木長者町駅近くのホテル街

 元俳優で会社経営の高知東生(本名大崎丈二)容疑者(51)=東京都世田谷区=と知人でクラブホステスの五十川(いそかわ)敦子容疑者(33)が、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(所持)の疑いで厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された横浜市南区のラブホテルが、神奈川県警伊勢佐木署から100メートルにも満たない場所だったことが25日、分かった。警察署からわずか徒歩約1分の場所で覚醒剤を使っていたことになる。

 2人が泊まったホテルは、10軒ほどが立ち並ぶラブホ街にあり、その一角では最高級の施設。逮捕された部屋は不明だが、利用していた木曜から金曜にかけての宿泊料金は6900円から。最上級の部屋は1万9900円と高めの設定。会員になると朝食が付くサービスがあり、高知容疑者は五十川容疑者とモーニングを楽しむつもりだったのかもしれない。

 ホテルは昨年12月にオープンしたばかり。外観も内装もアジアンリゾート風の凝ったつくりで、ローションプレー用のマットや、浴槽を7色に照らす照明器具などを全室に完備。肌にやさしい軟水を使用し、ヘアアイロンや美顔器など女性向けの設備も充実。最上級の部屋は露天風呂付きで、湯船に漬かりながら55インチのテレビを楽しめる。また、利用客にバイクやバリ島旅行が当たるキャンペーンも実施している。ホテルの従業員は取材に対し「何も分かりません」と話し、逮捕時の様子は明かさなかった。

 別のホテルの従業員は「この通りは価格帯の安いホテルが多く、平日はデリバリーヘルスなど無店舗型の風俗店を利用する短時間の男性客が多い。芸能人が来たとは聞いたこともない」と話す。「一番高いホテルを選んだところが元芸能人らしいなと思った」と苦笑した。

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2016年6月26日のニュース