こじはる卒業発表“卒業詐欺”ついに終止符「やっと卒業します」

[ 2016年6月18日 19:05 ]

笑顔で卒業を発表した小嶋陽菜

AKB48第8回選抜総選挙

 AKB48の小嶋陽菜(28)がグループを卒業することを発表した。卒業の時期は未定。

 スポニチ本紙の取材では、小嶋は17日夜、総合プロデューサーで恩師の秋元康氏(58)と極秘会談し、自らの意思を伝えた。

 今回の選挙に出馬しなかったが、代わりに変身キャラクター「にゃんにゃん仮面」を出馬させた。選挙戦を盛り上げるための企画で、1日発表の速報値で11位になると、総監督の横山由依(23)は「驚いた。前回までと違った楽しみ方ができる」と、このキャラクターの選挙への貢献度を強調した。

 にゃんにゃん仮面の順位は16位。元AKB48の大島優子(27)と見られる“わんわん警察”との“寸劇”が終わり「皆さんが気にしているのはそこじゃないなと感じたので、今朝、いろいろな報道があったので、小嶋陽菜としてお話しさせていただきたいと思います」と仮面を外し「ということで、にゃんにゃん仮面は小嶋陽菜でした」と“バレバレ”だった正体を明かした。

 「なぜ、私が今回、こういう形で出馬したかというと、最後に総選挙に出たいと思ったからです。少しでもAKB48のためになればいいと思い、こういった形になりましたが、出馬することになりました。今朝、報道がありましたが、皆さん『えー』と言う準備はできていますか?」とファンに呼び掛け「ということで、私、小嶋陽菜はAKB48をやっと卒業します」と宣言した。

 「『え-』が小さい。卒業しま~す」と不満げな表情も見せつつ「たくさんの『えー』ありがとうございます。発表はしましたが、時期などは決まっていません。(発表から卒業まで1年以上間が空いた)たかみなみたいにならないようにしたいと思います。今年の総選挙も皆さんのおかげで、すっごく楽しかったです。皆さんもAKB48を楽しんでください。応援ありがとうございました。ここでコマーシャル」と話し、笑いを誘った。

 小嶋は一昨年の総選挙で「卒業発表をしようと思いましたが、しませーん!」とフェイントをかけるなどこれまで何度も卒業をにおわせながら残留を続けてきた。「卒業するする詐欺」という不名誉な呼び名までつけられたが、今回ついに決断した。

 AKBが創設された2005年からの初期メンバーとしては、高橋みなみ(25)が今年4月に卒業しており、残るのは峯岸みなみ(23)だけとなる。

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