蜷川さん死去で脚本のノゾエ征爾さん演出を掛け持ち

[ 2016年5月28日 05:30 ]

 埼玉県と同県芸術文化振興財団は27日、大勢の高齢者で演劇を行う企画「1万人のゴールド・シアター2016」について、総合演出を手掛ける予定だった蜷川幸雄さんの死去を受け、脚本のノゾエ征爾さんが演出も担当すると発表した。

 また、募集中の参加者の年齢を当初の65歳以上から60歳以上に拡大し、募集締め切りも今月31日から6月30日に延長した。同企画は20年の東京五輪開催に向けた文化プログラムの一環。今年12月7日にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)で「老人の夢」をテーマに群像劇を上演する。

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2016年5月28日のニュース