男性に多い膀胱がん 術後10日程度で退院可能、早期発見なら完治も

[ 2016年5月13日 05:30 ]

小倉智昭氏膀胱がん手術、休養へ

 膀胱がんは男性に多く、日本の統計によると、10万人に約20人がかかる。原因として喫煙が最も重要で、過去に喫煙していた人は、吸ったことのない人に比べて約2~3倍かかりやすいことが分かっている。

 山野医療専門学校(東京都渋谷区)の中原英臣副校長は「手術はあまり難しくなく、早ければ1週間から10日で退院できる」と説明。手術後、抗がん剤や放射線による治療を受けることになる。5年生存率はステージ1で90%以上、ステージ2で80%以上と、早期発見なら比較的治りやすい。

 今後の生活に人工膀胱が必要になるかどうかについては、「がんの進行状況による。手術をしたとしても、必要になるかどうかは別。早期ならば必要がない」と解説。がんの中でも進行が遅く、効果的な治療を施しやすいという。

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2016年5月13日のニュース