乃木坂・松村沙友理「主人公は私」 落語舞台で強烈アピール

[ 2016年5月12日 14:39 ]

舞台「じょしらく弐~時かけそば」開演前に会見を行った乃木坂46の(前列左から)中田花奈、生駒里奈、能條愛未、松村沙友理、鈴木絢音

 「乃木坂46」による舞台「じょしらく弐~時かけそば」が12日、東京・渋谷区のAiiA2.5Theater Tokyoで開幕。能條愛未(21)、生駒里奈(20)、松村沙友理(23)ら出演メンバー15人が開演前に会見を行った。

 「別冊少年マガジン」(講談社刊)に連載された人気ギャグ漫画の舞台化第2弾で、メンバーが5人ずつチーム「ら」「く」「ご」に分かれ、5人の女子落語家をトリプルキャストで演じる。昨年に続く出演で、初日に落語のトップバッターを務めるチーム「ら」で蕪羅亭魔梨威(ぶらてい・まりい)役の能條は、「まんじゅうこわい」をアレンジした一節を披露し、「去年以上のものを見せて、いいスタートが切れるように頑張りたい」と意気込んだ。

 昨年の公演でもそのうまさがファンの間で噂になったそうで、出演者の満場一致で納得の表情。チーム「ご」で同じ役を演じる山崎怜奈(18)は「前回もすごくて、飛び抜けてうまい。尊敬の域です」と称えた。

 しかし、「ら」で共演する防波亭手寅(ぼうはてい・てとら)役の松村が「待って。主人公は私です」と主張。「皆にあまり信じてもらえないけれど、主人公感を出していきたい。ふだんはグループで、いつも誰かとしゃべっているけれど、1人でしゃべる貴重な経験をさせてもらっている。私だけを見て」とライバル意識を燃やした。

 今年が初参加の生駒は、緑の髪に丸メガネで奇抜な衣装の空琉美遊亭丸京(くうるびゆうてい・がんきょう)役。「ふだんの私は白いワンピースが似合う女の子だけれど、どちらかというと丸京寄り。生駒ちゃんっぽいって一瞬でも楽しんでもらえたらうれしい」と笑顔で話していた。

 公演は22日までの全15公演で、1万2000人を動員する予定。

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