長崎出身さだまさしが大分支援金 由布、竹田両市に計400万円

[ 2016年5月10日 05:30 ]

さだまさし(中央)、南こうせつ(左)と写真に納まる由布市の首藤市長

 歌手さだまさし(64)が9日、大分県の由布、竹田両市を訪れ、地震被害の支援金などとして計400万円を寄付した。長崎県出身のさだは、大分県の知人から被害の実情を聞いたといい、取材に「大分も観光などの被害が大きい。これからも声をからして応援する」と意気込んでいた。

 さだは由布市役所で首藤奉文市長に300万円を手渡し「いつかみんなで一緒に笑えるよう(被災地の)心に寄り添い続けます」とエールを送った。地震後、旅館やホテルの宿泊キャンセルが相次いでおり、同行した大分県出身の歌手南こうせつ(67)は「どんどん来ちょくれ」とアピールしていた。

 また、さだは熊本県南阿蘇村で活動するボランティアの拠点が置かれている竹田市に、運営資金として100万円を寄付した。

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