好楽「笑点」新司会オファーなし 歌丸に直訴も手応えなく…

[ 2016年5月8日 08:25 ]

「笑点」の演芸コーナーに出演した三遊亭好楽(右)と三遊亭王楽の親子

 落語家の三遊亭好楽(69)が7日、都内で行われた日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)の収録に参加した。番組の司会を務める桂歌丸(79)の降板が発表されたばかりで後継司会者に三遊亭円楽(66)が最有力とささやかれる中、好楽は「誰でもいいですよ、円楽以外なら」と語り、取材陣の笑いを誘った。

 この日は6月12日放送の演芸コーナーの収録で、好楽は長男の三遊亭王楽(38)と孫の本間遥くん(10)と共演。楽屋では歌丸に「私に司会を」と直訴したというが、手応えはなかった様子。王楽に「(司会について)番組からオファーはあるの?」と聞かれ「全然ないんだよー」と悲しそうに語った。

 一方の王楽もレギュラー入りを希望するが、親子そろって落語団体「円楽一門会」に所属。「さすがに同門から3人出演はないでしょう。だから円楽師匠、お疲れさまでした」と歌丸と同じく勇退を願った。

 好楽は9月22日に東京・よみうりホールで芸歴50周年を記念した落語会「好楽ちゃん祭り」を開催。王楽も6月19日から東京芸術劇場で「三遊亭王楽五番勝負」を行う。

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2016年5月8日のニュース