SMAP解散ない ジャニー社長明言「ツアーもやらなきゃ」

[ 2016年5月5日 05:30 ]

SMAP分裂騒動の経緯

 今年1月の分裂危機騒動後も解散説が取り沙汰されるSMAPについて、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84)が4日までに「解散なんてするはずない」とグループ存続を明言した。ジャニー社長が騒動に言及するのは初めて。イベントやコンサートなどの活動を再開すべきとの考えも示した。また、舞台「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」を9月に福岡・博多座で上演することも発表した。

 ジャニー社長は都内で、自身が作・構成・演出を務める舞台「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」について本紙などの取材に対応。SMAPの騒動発覚後、取材に応じるのは初めてで、「皆さんが聞きたいのはSMAPのことでしょう」と笑いながら切り出した。

 SMAPは1月の騒動後、グループでの活動が減り、契約更新のタイミングと重なる「9月解散説」が取り沙汰されている。これについて、ジャニー社長は「僕の命に懸けて、SMAPは我が子と同じ。彼らが僕に相談なしに解散するはずがない」と明言。さらに「そんな心配全然ない。解散とか冗談じゃない」と続けた。

 その上で、9月に迎えるデビュー25周年について「(イベントなどを)盛大にやるべき。周りに遠慮して萎縮する意味もない」と強調。SMAPは騒動後、フジテレビ「SMAP×SMAP」とNHK「震災から5年“明日へ”コンサート」に5人そろって出演した以外、グループ活動をしておらず、ジャニー社長は「ツアーもやらなきゃ」と活動を再開していくべきとの考えを示した。

 SMAPの騒動は事務所退社の意向を固めた女性マネジャー(59)に、中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(39)が同調。木村拓哉(43)が残留を決めたことがきっかけになった。

 ジャニー社長は、女性マネジャーに同調した4人を「元々彼らが出て行くはずがないと思っていた」と擁護。自身は騒動があった1月は病気で入院。SMAPのメンバーがグループ存続を表明した1月18日の「SMAP×SMAP」の前に、謝罪に訪れた4人と一度だけ会い「頑張れよ」と声を掛けたことも明かした。

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2016年5月5日のニュース