宮崎あおい 観客の質問うまく返せずうなだれる「ダメですね、きょう」

[ 2016年5月1日 17:49 ]

映画「世界から猫が消えたなら」イベント試写会に登壇した宮崎あおい

 俳優の佐藤健(26)と宮崎あおい(30)が1日、都内で行われた映画「世界から猫が消えたなら」(監督永井聡、14日公開)のイベント試写会に登場した。

 映画上映後の舞台あいさつに「映画を見終わった皆さんの前に出てくるのは恥ずかしいし、ちょっと緊張する」と話した佐藤。「僕らは名前がない役で、それには深い意味がある。僕達の物語で感動するのではなく、僕達を通して皆さん自身の人生に感動してほしかった。この映画を見た方の毎日が少しでも優しく温かいものになればいい」とPRした。
 主題歌「ひずみ」を生披露した新人歌手のHARUHI(17)は「(主題歌抜てきを)最初に聞いた時はちゃんと認識してなかったけど、今では(公開が)楽しみでしょうがない。こんな素晴らしいプロジェクトに参加させてもらえて幸せです」と笑顔。堂々と歌い上げた17歳に、佐藤は「袖で聞いていて感動しました。歌っている時は17歳とは思えないオーラが出ているけど、しゃべるとかわいい」。宮崎も「透き通るような声で素晴らしい体験をさせていただいた。音楽が素晴らしくて、気持ちがいい。私たちは癒やされています」と感嘆の声を上げた。

 イベントでは、見終わった観客からの感想や質問コーナーも用意された。世界から消えてしまってもいいものは何ですか?との質問を受けると、佐藤は「毛虫」と即答。「すぐ蝶(ちょう)になってほしい、卵から蝶が出てきてほしい。それぐらい嫌いです」と続けた。続いて、HARUHIが「ゴキブリ…苦手です。あとは高校の試験とか」と答えた。
 最後になった宮崎は「うーん」と熟考するも「ちょっとパスしてもいいですか?ダメですね、きょう」とうなだれた。ただ、佐藤から「これ、取材で答えてたよね?」と素朴な疑問が投げかけられ、宮崎も「花粉症」とまさかの即答。佐藤からの「出せばいいじゃん」とツッコミに、宮崎は「来てくれている方はそういうのも見てくれているかもしれない。ニューなものを出そうとしたら、何も出てこなくて、一番悪い状況になった」と説明し、笑わせていた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月1日のニュース