野村萬斎が“記憶読む男” 監督は「かるた、ゾンビ、ゴキブリに勝ちたい!」

[ 2016年4月29日 13:09 ]

「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」の初日舞台あいさつとに登場した野村萬斎

 狂言師の野村萬斎(50)が29日、都内で行われた主演映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(監督金子修介)初日舞台あいさつに出席した。

 残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取る特殊能力を持つお笑いコンビ「マイティーズ」を結成していた元芸人が、かつての相方と難事件に挑む物語。萬斎は「現代劇初挑戦ということで、なかなか皆さんにお見せしない姿をお見せした」と手応えを語り、「時代劇もいいですけど、現代劇もっとやっていきたいですね」と笑みを浮かべた。

 また、初の刑事役に挑戦した関ジャニ∞の安田章大(31)は映画の内容にちなみ、踏み出したい新たな1歩を聞かれ「萬斎さんとは逆なんですが、時代劇経験したことないので、経験してみたいですね」と明かした。

 2人と共に登壇した金子監督は「むずかしい役を真摯にやっていただいて満足でございます」と2人の熱演に賛辞を送った。この日はゴールデンウィーク初日ということで映画公開が目白押し。金子監督はライバル映画の名前を上げ「かるた、ゾンビ、ゴキブリに勝ちたい!」と意気込み、「またマイティーズ撮りたいな」と続編にも意欲を示していた。他に杉咲花(18)、ちすん(33)が出席した。

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2016年4月29日のニュース