長渕剛、故郷思いメッセージ「九州をよろしくお願いします」

[ 2016年4月23日 22:33 ]

熊本地震の被災者へ向け、ラジオでメッセージを送った長渕剛

 歌手の長渕剛(59)が23日、TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット放送の特別番組「長渕剛 届け!九州へ!!」(土曜後10・00)に出演。熊本、大分県を中心に相次いでいる地震で避難を余儀なくされている被災者へ向けてメッセージを送ったほか、被災地以外のリスナーへは「九州をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 長渕は鹿児島県出身。熊本、大分、そして九州の県名を挙げて「聴いているか、聞こえているか」と話すと「何とか立ち上がってほしいと思っている。九州だからさ、声をかけたくてマイクの前に立っている」。ギターの弾き語りで歌を交えながら自身の思いを語り始めた。

 現地の若者たちへは「一番体が動くのだから、エネルギーを持っているのだから目の前を苦しみを背負ってとにかく動いてくれ、頼むぞ」とエール。また高齢者へは親しみを込めて「じいちゃん、ばあちゃん」と呼び「激動の昭和を生き抜いてきた。心根の強さがあったからこそ今の僕らがある。今こそ、じいちゃん、ばあちゃんたちが太陽になってほしい」と思いを届けた。

 九州の自治体の職員、自衛隊、ボランティアへも感謝の言葉を繰り返した長渕。被災地を思う全国のリスナーへ「九州をどうかよろしくお願いします」と力を込めた。

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2016年4月23日のニュース