ツェッペリン「天国への階段」盗作疑惑 5・10陪審スタート

[ 2016年4月14日 05:30 ]

レッド・ツェッペリンの(右から)ジミー・ペイジさん、ロバート・プラントさん、ジョン・ポール・ジョーンズさん=2012年9月、ロンドン(提供写真)

 英バンドのレッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」の一部が盗作かどうかを巡る米ロサンゼルス連邦地裁の訴訟で、作曲したボーカル、ロバート・プラント(67)とギタリストのジミー・ペイジ(72)に対する陪審が5月10日から始まることになった。英米メディアが12日伝えた。

 共同電によると、ロサンゼルス出身のバンド、スピリットのギタリスト(故人)の代理人が2014年に提訴。1960年代後半の同バンドの曲「トーラス」をペイジらが聴いて、曲想を得た可能性があると主張している。審理を担当する判事がこのほど示した文書で、ギターによる印象的な導入部など、2つの曲には中心的な構造を超えた「かなりの類似点」があると指摘、陪審の判断を仰ぐことを決めた。ペイジら2人はコメントしていない。

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2016年4月14日のニュース