世界的指揮者のアーノンクール氏死去 86歳 日本でも人気

[ 2016年3月6日 22:18 ]

 世界的な指揮者として知られ、日本でも人気が高いオーストリアの音楽家のニコラウス・アーノンクールさんが5日、死去した。本人のウェブサイトで6日家族が明らかにした。86歳。

 オーストリアのメディアによると、病気療養中だったという。

 1929年、ドイツ・ベルリンで生まれ、オーストリア南部グラーツで育った。ウィーン交響楽団のチェロ奏者として活躍した。

 53年に妻と共に古楽器楽団の「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を結成。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団なども指揮した。2015年12月に引退を表明した。来日公演もしている。(共同)

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