樹木希林 おおさかシネマフェスで主演女優賞、司会の浜村淳にツッコミ

[ 2016年3月6日 16:34 ]

おおさかシネマフェスティバルで主演女優賞を受賞した樹木希林

 女優・樹木希林(73)が「おおさかシネマフェスティバル2016」で主演女優賞を受賞し6日、大阪市内で行われた表彰式に出席した。

 「全身がん」を告白した樹木だが顔色もよく、少しふっくらした印象で登壇した。同フェスティバルの大トリで登場した樹木は、それまで約2時間、各受賞者相手にしゃべり続ける司会のフリーアナウンサー浜村淳(81)に「あなた本当によくしゃべるわね。私まだ73だけど絶対負けてる」と脱帽。しかも、相手をほめまくる話芸に「こっちが恥ずかしくなるぐらい褒めるんだもの」と突っ込んだ。

 映画「あん」(監督河瀬直美)での演技を評価されて受賞した樹木だが「私ね、実はこれで主演女優賞なんて面はゆいんですよ。だって年取ったら、これぐらい普通にできるんだから」と謙遜。しかし、同フェスティバルの過去の受賞作を見て「『デンデラ』で最後、クマのぬいぐるみに追いかけられて必死になって逃げてる浅丘ルリ子さんが取ってると思ったら“あ~来てもいいかな”って…」とやって場内を爆笑に包み、さすがの浜村も苦笑いを浮かべるしかなかった。

 主演男優賞は佐藤浩市(55)、助演男優賞は松坂桃李(27)、日本映画作品賞は「恋人たち」(監督橋口亮輔)が受賞した。

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2016年3月6日のニュース