「嵐」二宮が最優秀主演男優賞 V6岡田に続いた「良い酒飲めそう」

[ 2016年3月5日 05:30 ]

 「第39回日本アカデミー賞」の授賞式が4日、都内のホテルで開かれ、「嵐」の二宮和也(32)が「母と暮せば」(監督山田洋次)で最優秀主演男優賞に輝いた。

 名前を呼ばれた二宮は、右隣に座る吉永小百合(70)にギュッと手を握られた。受賞を分かち合うように、二宮も強く握り返した。山田洋次監督(84)とも握手を交わし壇上へ上がると、「あ~りがとうございます」と目を潤ませた。

 奮起となったのは、「永遠の0」で昨年の同賞を受賞した所属事務所の先輩で「V6」の岡田准一(35)。酒を飲みながらテレビで授賞式を見ていたといい、「良い酒だったけど、悔しくて。俺も欲しいと思った」。その後、岡田に「次はおまえだ」と声を掛けられた。「その時はここに立てるとは思ってなかったけど、凄くうれしい。“獲ったな”と思います」と誇らしげに語った。

 原爆投下から3年後の長崎が舞台。生き延びた助産師(吉永)の元に、犠牲になった次男(二宮)が亡霊として姿を見せるファンタジー。吉永と山田監督との仕事に「足を引っ張る存在にすらなれない。2人にぶつかって仕事ができるのはうれしかった」と振り返った。

 「ジャニーさん、メリーさん、ジュリーさんら迷惑を掛けてきた方たちに、少しでも恩返しできると思うとありがたい」と所属事務所の幹部に感謝の思いを明かし、「きょうは凄く良い酒が飲めそう。岡田君に自慢します」と喜んだ。

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2016年3月5日のニュース