松方弘樹 旧友からエール続々…小林旭「焦らず急がず治せ」

[ 2016年3月2日 07:10 ]

松方弘樹について語る小林旭(右から2人目)と、共演予定だった(左から)チェリッシュの松崎好孝、松崎悦子、千昌夫、黒沢年雄

 脳腫瘍の疑いで入院中の俳優、松方弘樹(73)が出演を取りやめたジョイント公演「夢コンサート」が1日、東京・中野サンプラザで行われた。

 共演予定だった小林旭(77)らが終演後、会見。松方と40年来の付き合いがある小林は「付き合いが古い兄弟分なので(共演を)楽しみにしていた」と残念そう。病状や容体などの詳細は知らされていない。先月21日にゴルフ場で里見浩太朗(79)から「松方、具合悪いらしいな。相当ひどいらしいぞ」と聞かされたと明かした。「松方のムードは客を楽しませる。また一緒に仕事がしたい」と、復帰を待ち望んだ。

 松方は2月13日に入院。千昌夫(68)はその2、3日後に電話で会話。松方は「寒けがしてフラッとしたから救急車を呼んで入院したんだよ。すぐ治るからさ」と話していたという。元気そうな声を聞いて安心していただけに「(2月23日の)脳腫瘍の報道に驚いた。10日もしないうちにこんなことになるとは思わなかった」と神妙な面持ちで話した。

 入院直前の2月8日の姫路公演で共演しており「酒もタバコもいつも通りだった。新幹線で一緒に移動する時はグリーン車で(酔っぱらって)真っ赤な顔をしていた」と振り返った。小林は、梅宮辰夫(77)が安藤昇さんのお別れの会に歩行器を使って参列したことを挙げ「オレらの世代はええかっこしいで、本音を言わない。松方、梅宮にしても、あまり無理しないで、焦らず急がずに治してほしい。人生はまだ続いているんだから」と入院中の“兄弟分”にエールを送った。

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2016年3月2日のニュース